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【番外編】ゆづくんといっしょ 16歩
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何杯か作ったとき、僕にもミニ侑李さんにも限界が来た。それにココアパウダーと牛乳も。
「もうぼく、おなかいっぱい…」
「僕も…」
結局、侑李さんのココアの味は再現は出来なかった。
「侑李さんが元に戻ったら作り方聞こうっと…」
あと、買い物も行かないとな…。
時計を見るともう8時前。
あと1時間くらいでミニ侑李さんは元に戻る…はず。
「あと1時間くらいで元に戻ると思うけど、それまで何かしたいことはある?」
「んっとねえ…ココアのんでたらね、ねむくなってきちゃったから、ゆづくんとねたい」
本当に眠いらしく、僕に身体を預けてきた。
「そっか。じゃあ、ベッドで寝ようね」
僕はミニ侑李さんを抱えて、ベッドに行った。
「んぅ…ゆづくん」
「何?」
「すきぃ…」
「僕もだよ」
「ん…」
そう言うとミニ侑李さんは眠りについて、それを見ていると僕まで眠くなってきたから寝ることにした。
多分、目が覚めた頃には侑李さんに戻っているんだろう。
ミニ侑李さんも見納め。
僕は意識が落ちるまでミニ侑李さんを見つめていた。
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