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【番外編】ゆづくんといっしょ 17歩 side 侑李
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なんだか元に戻りそうな予感がして目が覚めた。
時計を見てみると8時40分だった。
もう3分もしないうちに元に戻る気がする。
隣ではゆづくんが気持ちよさそうに寝ているから静かにベッドを出て、大人の服を持って脱衣所に行った。
今の身長から50cm以上は高くなるし体格も変わるから服も破れそうだから、今のうちに脱いでおくため。
そして全て服を脱ぐと同時に目線が段々上の方になっていった。
「はー…元に戻った…」
不思議と体は痛くなることはなく元に戻り、記憶も普通にある。
成長痛みたいに節々が痛くなるかと覚悟はしていたんだけどな。
柚月から大事な話があると連絡がきたときは、何を言われるのかと不安に思った。
まあ、顔文字が付いてたし、別れ話とは思わなかったが。
…嘘。一瞬別れ話だと思った。
でもその時はきっと柚月なら何も言わないで俺のもとから消えるのだろう。
そんなことがないように、ちゃんと捕まえておかないとな。
それにしても、柚月が薬を飲もうとしたとき、何とか反応して俺が飲むことができてよかったと思う。
体に異変が起きたりして欲しくなかったし。
でもいきなり小さな子供の世話をさせて悪かったと思う気持ちはあるから謝ろう。
「さて、行きますか」
俺の世話を頑張ってくれた可愛い恋人の元へ。
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