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さよなら貴方の僕 04歩
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ふっと目が覚めると公園にいた。辺りは真っ暗で夜だということが分かる。
「さむ、い”…っ!」
寒いから帰ろうと立ち上がろうとしたら身体中に痛みが走って蹲った。
どうして痛い?
何かしたっけ?
…あ、そうだ。原野くん達の相手してたんだった。よく見れば服も着ていない、お尻から何かが流れている。
また汚い僕が出来たんだね。
悲しくも辛くもないよ。元に戻っただけだもん。
痛くても感じる浅ましい体だから、みんな笑ってた。
みんながこんな体にしたのにね。
侑李さんもそんなこと思ったりしてたのかな。
不安だな。
…そう言えば何故かみんな「死んで」とは言わなかったな。
どうしてだろう…?
僕はゆっくり立ち上がり、近くの水道で身体を洗った。
公園の水道だから冷たい水しか出てこないけど、我慢するしかない。
「う〜。寒い…。早く帰って寝たい」
お尻の中のも掻き出さなきゃ…。
「…っ!」
蛇口付近で裂けて痛むお尻に無理矢理指を入れ、指を動かしてみると液体が出てくる。
暗くてよくわからないけど、多分僕の血とみんなの精液。
どれだけの量が入ってるんだろう…。
掻き出しても掻き出しても出てくるものにうんざりしてくる。
「…はは。侑李さんとも生でしたことないのにな」
汚い僕とはもうシたくないだろうなあ。
残念だな。
…侑李さんの大きくて気持ちよかったのに。
濡れた身体を拭くものはないから濡れたまま服を着て、痛みで今にも倒れそうな体に鞭を打って家まで歩いて帰った。
途中、パトカーとか通らなかったからよかった。
絶対この姿見られたら、職質かけられてたもん。
のうにかこうにか家に帰り着き、玄関を開けるとすぐに体力の限界が来て、そのまま玄関で眠りについた。
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