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可愛い訳じゃないけれど(那トキ)※
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「目、閉じてっ、ください…」
四ノ宮さんにあんなことを言っておきながら、恥ずかしさが先立ってしまい、自分からキスすらできない…
「ふふっ、トキヤくん可愛い。
はい。閉じましたよ。」
覚悟を決め、四ノ宮さんに触れる。
唇がほんの少し触れ合い、あまりの恥ずかしさにすぐ離れてしまう。
四ノ宮さんの綺麗な瞳が私を捉えた。
突然、後頭部をつかまれ、そのまま四ノ宮さんの方へ引き付けられる。
「ちょっ、しのっ…んン」
深い深いキス。
体の芯まで蕩けてしまうような感覚にまだ慣れない。
「ふふふっ、トキヤくんの顔…とろとろです。」
「っ!! み、見ないでくださいっ…」
「見せて?…全部、見せて?
教えてくれるんでしょ?
僕への愛を。」
「そう、ですけど…」
静かに倒される体。
「大好きだよ、トキヤくん…」
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