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RISE AGAIN(嶺蘭)※
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「は?なにっ…!!」
抱きしめられたせいで、言葉は続けられなかった。
「…ランラン。
あんなの、
触ったうちに入らないんだよ?」
その言葉が聞こえた直後。
嶺二の手が俺のケツを捕らえる。
「ぅゎっ…、まじでやめっ!!ン」
触れるか触れないか、そんな触り方。
背筋がゾクゾクして、下半身に熱が集まってくるような…
「ゃ、めろ…」
「本当は嫌じゃないくせに。
嘘はいけないね?」
パンっ
「あぁ!!」
ケツを思いきり叩かれた。
痛い。
そりゃ、痛いんだけど…
熱い、叩かれたところがすごく熱い。
「あれ?ランラン。
ココ、どーしたの?」
嶺二が俺の自身を掴む。
「ぃ゙…ッッ」
結構な力で掴まれ、激痛が走る。
「勃ってない?」
「は…?」
激痛から立ち直れていない俺は、回らない頭で必死に理解した。
そして、気づいた。
俺は、いつの間にか勃っていたようだ。
は?え?どこで?
ケツ撫で回されて、叩かれて…
いやいやいや、どー考えても勃つ要素がねーだろ…
「ランラン、変態だね。」
「ばっ、ちが!」
「ね、ランラン。
そんな変態さんなランラン見てたら、
僕のムスコくんが
おっきしちゃった?」
「はぁぁぁああ!?」
カチャカチャとベルトを外しだす嶺二。
え?何やってんだよ、コイツ…
「ああぁっ…」
ぼーっとしていた俺の視界が一気に下がる。
嶺二が俺のモノを、上手い具合にさすったのだ。
俺は今、嶺二の前で膝立ちをしている状態。
目前には、嶺二のソレ。
「だから、
ランラン、舐めて?」
「は?ちょ、むっんぐ…」
一気に喉奥まで、突きつけられる。
苦しいなんてもんじゃねぇ。
「ん、そう。
舌、使って…うん。
もっと吸ってみて?」
けど…
悪い気はしない。
嶺二の顔を見れば、眉を潜めていて。
初めて見る、色っぽい嶺二にクラクラした。
あと、俺の口で悦んでくれてんのが伝わってくる。
ビクビクと形を変えていくソレすら、なんだか愛おしく感じた。
恋って怖ぇな。
だから、したくねぇんだよ…
俺が男のブツをくわえて、“悪い気はしない”なんて……
「ン…ランラン、そろそろ、離して。
あ、でも、手は止めないで…」
言われたとおり、口を離す。
この様子から、もう終わりが近いのだろう。
嶺二から溢れ出る先走りがもったいなく感じた。
床に垂れちまう…
レロ…
尿道を舐めあげた瞬間……
びゅびゅびゅッ
雄臭い、独特のあの匂い。
そっと目を開ければ、真っ白で。
「ランランが眼鏡したときから、
ずっとヤりたかったんだよね~。
顔射?
あーぶっかけちゃった???」
「はぁ!?
意味わかんねぇこと言ってんなら
ティッシュ取ってこい!」
「えー。とっちゃうの?それ?
そのまま最後までシよーよ。」
は?最後?
なんだよ、それ。
「ねぇ、ランラン。
挿入させて?」
「い、挿入る?
どこに何を…?」
「ランランのアナルに、
嶺ちゃんのマグナム?」
「は?無理、裂け…」
「だっいじょ~ぶっ!
準備は完璧だからねっ!」
「じゅ、準備…?」
「あらららら…心の声漏れてた?
そーなんですっ。
この一連の流れは、
計画的犯行なんですっ。」
「……」
「あ、れ?
引いちゃった?」
「…っ…、意味、分かんね」
「え!?ランラン泣いてるっ!?
精液でよく見えないケド……」
「俺、は……お前の、何なんだ?」
情けなく泣いてしまった俺は、情けない質問もしてしまった。
フられる覚悟なんてできていないのにも関わらず。
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