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RISE AGAIN(嶺蘭)
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「…大切な人、かな。」
「じゃ、何でんな事…!」
「ずっと、ずっとずっと…
気になってたんだ。
だけどね、
カルナイで一緒になって、
2人でデュエットして、
どんどん好きになってた。
僕も我慢の限界だったんだ。
…はは、でも、
もう取り返しのつかないこと
しちゃったなぁ。
ごめん、ごめんね、ランラン。」
やっぱり、俺は、急に大人っぽくなるコイツが苦手なんだよ。
「俺も、好きだ。」
そうとしか答えらんねぇだろ。
俺は精液まみれの顔で、嶺二なんてへにゃっとしたソレが出たままで。
全く格好のつかない告白だったけれど、そこが俺ららしい。
「…ランランっ、蘭丸!」
「嶺二……
お前さ、なんでまた勃ててんの…?」
「最後までするって言ったでしょ?」
「にしても、場所変え…」
「あ!ランランのも元気だねっ。」
「ちょ、話聞いて…あぁン!」
初めての場所も、事務所のレッスン室と、格好がつかない俺らだった。
「体中、痛ぇ…」
「ま、床だったしね~♪」
「ほっんとにお前ぇは、
考えが甘い。
計画立てて準備までして、
場所があそこって……
バカだろ…」
「バカって言ったね?」
「あぁ、だっ…んン!」
突然のキス。
「 馬鹿な奴だと笑えよ
キスで口を塞いでやる 」
ニタニタと笑いながら歌ってくるコイツは、本当にバカだと思う。
fin
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