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愛のカタチ(マサ+トキ×レン)
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side*レン
いつからだろう。
少なくとも入学当時はこんなんじゃなかった。
その時は、周りにたくさんのレディがいて。
今はどうだ?
左には、聖川。
右には、イッチー。
身長もさほど変わらない男しかいない。
最初はこんなんじゃなかったんだよ。
なんでだ?
なぜ、コイツらは俺にまとわりつく?
なぜ、愛の告白らしきものをしてくる?
不思議でならない。
「じゃあな、一ノ瀬。」
わざとらしい聖川の声。
チッ…
イッチーの舌打ちが聞こえる。
アイドルがそんなんでいいのかぃ…?
「レン、聖川さんに何かされたら
すぐ私のところへ来てくださいね?」
そんな微笑みながら言われても、ねぇ。
「入るぞ、神宮寺。」
こっちからも微笑まれる。
でも、一番不思議なのは、俺がこの状況を楽しんでいることだ。
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