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禁断のその先(龍翔)
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「俺だって………
お前が好きなんだよっ…」
「嘘だっ……!」
フローリングに落ちていく水滴。
今更って思った。
「ごめんな…、本当なんだ」
俺は、たまらなくなって、先生に抱きついた。
「先生っ……」
「でも、ダメなんだ…
まだ若いお前を
俺に縛り付けるなんて…」
先生が、こんなに可愛く見えたのは初めてだった。
なんだよ、そんなこと気にしてたなんて。
「先生はバカだっ…
俺、今までずっと
先生のことでいっぱいいっぱいで…
もう、とっくに
先生に縛り付けられてるんだよ…?
俺は、先生が思ってる以上に、
アンタのことが
だぁーいすきなんだよ。」
あぁ、本当、ぜんぶぜーんぶ伝わっちゃえば楽なのに。
涙が止まり、笑みがこぼれた。
「いいのか…?
お前を俺のものにしても、
いいのか……?」
「最初から、
そう言ってくれれば良かったのに…」
「なぁ、キスしていいか?
俺、今、相当やばい。」
「聞かないでよ。
先生らしくないっ」
「龍也…
って呼べ」
「っ……!」
耳元でそんな甘い声で言うのは反則だと思う。
「…りゅう、や………」
「お前、
明日仕事キャンセルしてあるから。
最後まで、するぞ。」
「待っ…俺、汚っ…」
「汚くねーよ。
あんま気になんなら、
風呂でするか?」
「…っ!!」
「大丈夫。
体に差し支えねぇよーに、
とろっとろに溶かしてやるよ。」
「でもっ…」
「黙って上書きさせろ。
これでも、嫉妬で狂いそーなんだよ。」
ずるい。
さっきまで、あんなに落ちていたくせに…
今は主導権を握っている彼。
やっぱり、先生には適わないなっ…
禁断の先には、甘い甘い幸せがある。
Fin
モブの意味があったのかなかったのか…
私が、モブ翔がやりたかっただけでした(´・ω・`)
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