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Christmasの魔法(藍林)
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本番なし
「リンゴ。起きて?
…キミが起こしてって言ったんだよ?
ほら、起きて。」
「んー…」
「起きないとキスするよ。
3、2、
…あ、薄目開けてる。」
「あーあ、バレちゃったぁ。」
「相当ヘンな顔だったよ。」
「えっ!?嘘ぉ、忘れてっ!」
「あんな印象的な顔、
忘れられないね。」
ボクとリンゴは付き合っている。
始まりは、リンゴから。
最初は抵抗があったボクも、今は十分この関係に満足してる。
「ねえ、藍ちゃん。
今日、オフ?」
「一応、オフだけど、
次の曲、書かなきゃ。」
「そっかぁ…残念。」
「なんで?」
「…ううん。
なんでもない。」
絶対なんかある。
けれど、意外と頑固なリンゴは追求しても教えてくれないだろうから、ボクは続きを聞かなかった。
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