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真斗生誕記念(音+トキ→マサ)
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玩具(間接的表現)
「ハッピーバースデーっ!
マサっ!」
「一十木…」
「へへっ…
今日、マサ誕生日でしょ?
だからねっ、一番に伝えたくて…」
12月29日。00:00丁度。
一十木が俺の寮室を訪れた。
黒崎先輩は寿先輩と食事に出かけたきり帰ってきておらず、神宮寺は仕事のようで、部屋には1人きりだった。
「ありがとう。」
「レン、いなかったんだ…
マサ、俺の部屋来なよっ」
「けれど…」
「いーからっ!」
半ば強引に一十木の部屋へと行くことになった俺。
一十木の心遣いが嬉しかった。
「たっだいまぁ~!」
「音也、何時だと思って…聖川さんっ」
「すまぬ、一ノ瀬。
少々、邪魔をするぞ。」
「いえ。
聖川さん、
お誕生日おめでとうございます。」
「ありがとう。」
「私は明日伺おうと
思っていたのですが。」
「なんかねっ、レンいないみたいで…」
「ん?可笑しいですね…
レンに夕方会った際、
今日の仕事は20時まで、
とおっしゃっていたのですが…」
「えっ?
本当に?」
「どうせ、女性といるのだろう。」
「「いや、それは有り得ないよ(です)」」
「ん?なぜだ?」
「い、いやっ…何でもない、よね?」
「は、はいっ。
そうです。何でもありません。」
「そうか…」
「うんっ。
あ!マサにプレゼントっ!」
一十木は赤い包装のしてある長細い箱のようなものをくれた。
「私からも、どうぞ。」
一ノ瀬は、黒い包装に紫のリボンのついた、一十木のものより少し小振りのものを。
「開けてもいいか?」
「だーめっ。
部屋戻ったらあけてっ。」
「私のもそうしてください。」
「うむ。わかった。
ありがとう。」
「「(その笑顔はずるいっ////)」」
「どうかしたか?」
「い、え。」
「???」
「「(首傾げ+上目遣い…
悩殺級………)」」
「…では、そろそろ、帰るな。」
「は、はい。
では、また明日。」
「俺、送るよっ」
「すぐそこだろ?大丈夫だ。
プレゼント、ありがとな。」
「うんっ、おやすみ!」
「おやすみなさい。」
「あぁ。おやすみ。」
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