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真斗生誕記念(那+翔&セシ→マサ)
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その帰り道。
「あっ!真斗くんっ!」
「四ノ宮…来栖も…
こんな遅くに何してるんだ?」
「よお、聖川っ。
誕生日、おめでとう。」
「ありがとう。
…皆、記憶力がいいのだな。」
「お誕生日、
おめでとうございますっ!!
みんなって…
トキヤくんと音也くんですかぁ?」
「あぁ、
だから部屋いなかったんだな。」
「部屋まで来てくれていたのか。」
「んあぁ。まぁな。
大事な大事な聖川の誕生日だしな。」
「真斗くん、プレゼントです。」
四ノ宮に大きな袋を手渡される。
黄色いそれは、口がピヨちゃんで縛られていて、なんとも四ノ宮らしい。
「で、でかいな…
ありがとう。」
「はいっ!
真斗くんに使ってほしくて…
あ、まだあけないでくださいよぉ?」
「あぁ。」
「俺からは、これだぜっ。」
来栖からは、ピンクと青のストライプ柄の包装がしてあるものを渡された。
形から、本のように思える。
「ありがとう。」
「俺のも、まだあけんなよ?」
「?あぁ。」
なぜ皆、目の前であけるのを嫌がるのだろうか…
俺ならば、目の前で喜ぶ顔がみたいと思うが、な…
その後、四ノ宮と来栖と別れ、自室の前まで歩いた。
そこには、体育座りをする愛島が。
「あ、愛島?」
「マサトっ!!
待っていました、アナタの帰りを。」
「え?」
「誕生日のプレゼントを
渡したかったのデスっ!」
綺麗な黄緑色の袋に入った小包。
「ありがとう。」
「ではっ、アナタの一年が、
より良いモノになりますように。」
「あぁ、おやすみ。」
「おやすみなさいっ」
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