アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Winter Emotion(カミュ藍)
-
本番なし
『月明かりのDearest』続編
ボクたちのこの奇妙な関係も、もう冬まで続いた。
人は、ボクたちの関係を“恋人”と称すかもしれない。
人は、ボクたちの関係を“セフレ”と称すかもしれない。
それでも、この関係は四季をこえたのだった。
「そんなに砂糖いれて…
糖尿病は最悪、
足を切断とかするんだからね?
命にだって関わってくるんだから。」
「自分の身体は
自分が一番分かっている。
身体が欲しているもの、
それが身体に一番大切なのだ。」
「はぁ…
このボクが心配してあげてるのに。」
「お前の心配などいらん。
お前は他人に
興味がないのではないのか?」
「ボクの中で……
カミュは、他人と認識してない…」
「では、何と?」
「…分からない。
分からないけど、
カミュは特別。」
「ふっ……」
綺麗な口角が弧を描く。
つられてボクも笑った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
50 / 104