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呟き
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『おい、海翔。朝だぞ、朝練行くんだろ?』
((朝………………、もう朝…?ドアの方から和兄の声が聞こえる………。))
『んーーーーー、』
『んーーー、じゃなくて。起きてよ、お前いつも2度寝するからちゃんと起きるまで起こしてねって母さんに頼まれたんだから』
『……………………………ん』モゾモゾ…
『どーしても起きないってゆーなら……』
((あ゛ーーー…眠い…。眠すぎて瞼開かねぇ…和兄の足音…?近づいて来る……))
『…………………………襲うぞ』
ビクッッ!?!?!
耳元で和兄が、そう呟いた。
俺は布団からガバッと飛び出して思わず身構える。
『くっ……、あっはははは!
まっ、wwまさかそこまでいいリアクションしてくれるとはなw目ぇ覚めただろ?』
呑気に腹を抱え笑いながら和兄が言った。
『え、なに?!どゆこと?!何、襲うって!』
『いやいや、本気にすんなよ?
俺はホモじゃないんだ、それに兄弟に手を出す程、欲求不満じゃないもんで。お前を起こす為にしたんだよ。
じゃ、俺は会社行くから。ちゃんと起きて来いよー』
そう言葉を残すと和兄は手を振りながら部屋から出て行ってしまった、
『……びっくりしたぁ………』
弟である俺が言うのもアレだが、和兄は、かっこいい。
小さい頃から何をしてもトップだったし顔は整ってて街で雑誌の編集者にスカウトされたくらい。スタイルも抜群。会社に着て行っているスーツもとても似合っている。
………何より声。
さっき、耳元で囁かれたけどあんなの俺がもし女だったら1発でノックアウト。すっげーいい声してんだよなぁ…。
エロいって感じ。特に低音が。俺もさっのはびっくりしたわ、
まぁ、それくらい和兄は凄いって事です、(笑)
俺はそのままリビングへ向かい、朝ご飯を食べると早めに家を出て朝練へ向かった。
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