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声の主はクズだけどいつでも頼りになる松野家長男。松野おそ松。
「ぉ…そ、まっ……にぃ、さ…。」
僕はこんなカラ松兄さんをおそ松兄さんに知られたくなかった。
だって、絶対カラ松兄さんはおそ松兄さんには迷惑かけないから。
でも、僕が何も出来なくて弱いから。
「おそ松…にぃさ…っ……た、すけ…て。」
僕はカラ松兄さんを隠すようにしながらも後ろを向いて助けを求める。
「トド松?お前泣いてんじゃん。どうした……って…え?」
おそ松兄さんは目を見開いて驚いていた。
カラ松兄さんの血が僕にも付いて、2人とも血だらけだったから。
「カラ松!?」
おそ松兄さんは動揺しながらも冷静で、僕をそっとカラ松兄さんから離すとカラ松兄さんを揺すって起こそうとする。
「カラ松!おい!カラ松!!」
「…ぁ、、、おそ松…兄さん……。」
「カラ松!!!起きろカラ松!!!」
カラ松兄さんを起こそうとするおそ松兄さんは必死だった。なのに、僕は何故か恐怖を感じた。
「…っ、ぁ…。」
またうまく息が吸えなくなる。
その時。
「……っ…あ……痛っ…あ、れ?おそ松兄さんに…トド松?」
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