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file2-10
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「……。」
おそ松兄さんは喋らない。
カラ松兄さんに殴られたと思われる頬が赤く腫れている。目の下も赤い。
「おそ松兄さん…。」
「……あのさぁ。」
チョロ松兄さんが口を開く。
「まじなんなの馬鹿長男!?トド松は末っ子だし、可愛いしさ!わかるよ!!でも、カラ松と付き合ってるのわかってるんだし、あんな風に犯すことないじゃん!!!」
半分涙声でおそ松兄さんに言う。
「そうだよ……おそ松兄さん見損なった。」
一松兄さんも冷たく言う。
「……トド松が可哀想!」
十四松兄さんもおそ松兄さんを責める。
今のおそ松兄さんはメンタル豆腐だから、兄弟からの罵倒に涙目になる。
そんなおそ松兄さんをみて僕は思わず笑いそうになる。
「…おそ松兄さん……トド松は、許してくれるって?」
カラ松兄さんは僕ではなくおそ松兄さんに聞いた。カラ松兄さんの事だから多分わかってるんだと思う。多分だけど。
「…っ…。」
おそ松兄さんは僕を見た。
涙目なレアおそ松兄さんが可愛くて我慢していた笑いが思わず吹き出す。
「…プッ……あっははっははは!!」
「トド松?」
カラ松兄さんは不思議そうに僕を見る。
十四松兄さんは楽しそうに僕の隣に来て一緒に笑う。
「トド松…?」
チョロ松兄さんは頭の中ハテナでいっぱいになってるし、一松兄さんはわかりにくいけど驚いてる。
そんないつも見たいな雰囲気が、光景がたまらなく嬉しかった。
「僕、おそ松兄さんの事怒ってないよ。」
「トド松っっ。」
「そりゃあ、怖かったし嫌だって言っても離してくれなくてこのクソ長男!って思ったけどさ。でも、犯されてる間、そこからおそ松兄さんの孤独とか悲しみとかが伝わってくる気がしたんだ。そしたら、おそ松兄さんも苦しんでるんだってわかっちゃって…責めるに責められないじゃん?」
僕の言うことにみんなは納得したように少しだけ笑みを浮かべた。
「それに、こんなことで六つ子の関係が切れちゃうのなんて、僕、嫌だもん。」
その言葉にカラ松兄さんは僕を抱きしめて耳元で偉かったねなんて言っておそ松兄さんの近くへ行った。
おそ松兄さんの手をとって、
「ここでbrother達と仲直りすればいいんじゃないか?おそ松兄さん。」
なんて言うから。
「カラ松兄さんっ……いつも通りで何より!」
って言ってあげた。
みんなも笑っておそ松兄さんの手を握る。もちろん僕も。
一松兄さんは最後までぶすっとしてたけど、別に怒っていたわけではないようで。
とにかく僕達六つ子は今日も1つ乗り越えて仲良くなれた気がした。
お粗末!!!
どうしよう。file1より酷い気がしてなりません笑笑笑笑笑笑笑
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