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なぜこうなる
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「とりあえず、明日からはちゃんと登校しろよ?」
「あ?
嫌に決まってんだろ。」
「いーいのかなぁそんな事言っちゃって。」
そう言って、京は紐を通して首から下げられるようにした鍵を俺に見せびらかした。
「てんめぇ…ッ!」
俺の怒りが沸々とわき上がる。
そうだった、俺はコイツに逆らえねぇ…
ってしおらしくするとでも思ってんのかブァーカ!!!
「そんなの奪い取ればいいだけの話だろ。」
ドヤッ
「ほぅ?
力ずくでやれるもんならやってみろよ。」
ッキーーー!
ムカつく、ムカつくムカつくムカつく!
「言われたとおり、やってやらぁっ!」
俺は至近距離で拳をとばす。
へっ、この距離じゃよけられねぇだろ…!
パシッ
「ふむ…」
「んなっ…」
顔めがけてとんでいった拳は、見事に顔の横で勢いを止められワナワナしていた。
「なかなかいい筋いってるとは思うが、お前の動きは単純だからなー。」
「ハァ!?
なに審査してんだテメェ!
つかなんだよそれ!
卑怯だろ!」
「至近距離で突然殴ってくるヤツを卑怯とは言わないのか?」
うっ…
「と、突然じゃねぇし…」
やってやるって言ってからやったから、問題ねぇの!
俺のルールだけど…
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