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変なヤツに捕まったっぽい
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「この鍵が欲しかったら、残りの学校生活を大人しく過ごすことだ。」
「ふざけんな!
だったらこんな学校、やめてや…っておい!
人が話してる最中にヘッドホンをつけるなぁぁああ!!!!!」
俺の声を遮断するようにヘッドホンをつけ、勉強しようとする京。
完全に無視ですか、あーそうですか!
「…あ。」
何か思い出したように、京は突然ヘッドホンを外す。
そして、部屋の奥からドアに向かって真っ直ぐに、赤色のテープを張った。
「駄犬はこの線からこっちに入ってくんな。」
「オマエその駄犬ってのやめろよ!?
わーったよ、だったらオマエも入ってくんな変態!」
「いや?
俺は入るぞ。」
はぁぁぁぁぁぁああん!?
な ん だ っ て!?
「なんでテメェだけいいんだよ!!」
「ゴシュジンサマだから。」
はぁぁー…(泣)
もう、付き合ってらんねぇ。
俺は相当変なヤツに捕まってしまったようだ。
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