アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
レンタル首輪
-
__________
…あれ、俺…
「……って!」
頭の傷が、ズクリと痛んだ。
…!?
身動きがとれねぇ!
「あ、起きたー?」
半ばパニックになりかけた俺の頭は、さっき聞いたばかりの声で落ち着きを取り戻す。
「……てめぇかよ。
他の奴らは…」
「帰ってもらったよ♪
2人っきりになりたかったからね〜。
…ていうか、酷いなぁ、ちゃんと名前教えてあげたのに〜。
1ヶ所追加しちゃうぞ☆」
「は?
意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇよ。
ラリってんの?」
「…あーあ、5ヶ所になっちゃった。」
そこにいたのは、さっき会ったばかりの京の幼馴染。
「アンタも京の駒ってわけか。」
「京?
なに言ってんの深雪ちゃーん。」
「てめ、その呼び方やめ_____…!」
動こうとして、ようやく状況が把握できた。
窓側の手すりに両手首をネクタイで縛り上げられ、上半身の服は皆無、かろうじてトランクス一丁という
なんとも無様な醜態だ。
「なに、ソウイウプレイがお好み?
それとも京から言われて_____…」
「さっきから京、京ってさ。
なに言ってんの?
京とは主従関係切ったんでしょ?
首輪も外れてるし♪」
「な、んで…首輪の、こと」
「知ってるかって?
だってあれ、俺があげた首輪だもん♪」
「は……、」
「京が飼い慣らしたい犬がいるっていうから、貸してあげたの、俺のヤツ。」
わけわかんね
もう、頭ぐちゃぐちゃだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
81 / 93