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開いた瞳は
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「暇潰し、て…はは
お前京以上にブッ飛んでんな。」
ゴッ
…っぅ、あ…
やべ、息…できね、
「俺を挑発しない方が良いんじゃないかな〜?
ああそうそう、忘れてた!
5ヶ所、だったね♪」
むき出しの腹を蹴られ息をするのも必死な俺に、まだ何かご用ですかね。
「…か、ご………ょっ、て……っに……」
「ん〜?
聞こえないなぁ。」
てめーが腹を蹴るからだろうが!
だいたいおととい不良に袋叩きにされて、その傷も癒えてねぇってのに。
俺にはそんな暇与えませんってか?
カミサマも酷なことしやがる。
「は、はっ……
此の期に及んで、カミサマなんざ…口にするなんてな
俺もだいぶヤキが回ったもんだ。」
「頭から血が出過ぎてラリっちゃったかなー?」
「4だの5だの…よく知らねーけど
取り敢えずラリってんの、お前だろ…っ、?」
俺は凛を下から睨みつけると、凛はニッコリと笑ったその瞳を少し開けて
「…虫の息のくせに
生意気♡」
と言った。
薄っすらと開いた瞼から覗いた瞳はあまりにも冷たく、冷酷な眼差しで、俺は思わずぞクリと身震いをした。
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