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チョロ松が就職する話 ⑥
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バンっ!!!
勢いよく襖を開ける
「カラ松兄さん!!!!」
シーン‥‥‥‥‥‥
「あれ?カラ松兄さん居ないの?」
おそ松がスっと後ろから現れ、スっと中へ入り、座り込む。
「トド松何してんだ?カラ松がどうとかって言ってっけど。」
トド松もつられて座り込む。
「カラ松兄さんと買い物に出掛けようと思ったの!でも何処探しても居ないんだよ!ヒドイよ!」
「トド松、アイツはお前の荷物持ちじゃねぇーぞ?」
「誰も荷物持ちとは言ってないもん。」
「カラ松か、さっき散歩に行くとか言って出てったきりだな。」
「さっきっていつの話?!」
「ザッと二時間位前かな。」
「全然さっきじゃないよ!それ!!!」
「ドゥゥゥゥゥゥゥゥンンンン!!!カラ松兄さんがどうかしやしたか?」
何処からともなく現れる。
「お、十四松。んーや、トド松がカラ松に用あったらしいが居ないんじゃどうにもなんねぇわな。」
「カラ松兄さんならさっき空飛んでる時見たよ!!!」
「‥‥‥空?」
「‥‥‥飛ぶ?」
き、聞かなかった事にしよう。
「んで、様子は?」
「目がキラキラしてたッス!!まるでヒジリサワショウノスケを見つけた位に!!!!!」
「ヒジリサワショウノスケを見つけた時目はキラキラするかは置いてといてだ。」
「カラ松兄さん、何処探検してんだろう‥‥‥‥」
――――数時間後――――
「うぉーい、今日は唐揚げだぞぉーい。」
襖を開けた先に
「それよりおそ松兄さん!!!まだカラ松兄さんが帰ってこないんだよ!!!」
予期せぬ末弟
「‥‥‥‥‥‥クソ松なんてどうでもいい。」
「どっかでやきうしてんのかな?!」
「それは無いよ、十四松兄さん♡」
「あれま、今日はカラ松の大好物の夜飯なのになぁ。何処で道草食ってんだが。‥‥‥‥‥ちょっと待てよ。」
「どうしたの?おそ松兄さん。」
「カラ松が居ないって事はカラ松の分まで唐揚げ食えるって事じゃね?」
「‥‥‥」
「‥‥‥」
「‥‥‥」
「おい!!!無視すんな!!!特に一松!!」
「‥‥‥あ?俺は何も言ってないけど。」
「目が言ってるだろ!!」
「まぁ、そのうちお腹でも空いて帰ってくるでしょ。」
「あの闇人形に人を心配する気持ちが有るのか‥‥‥‥‥」
「カラ松兄さんどこ行ったんだろ?!」
「う~ん、案外チョロ松兄さんの所行ってたりして。」
「バカ言え、チョロ松の家は隣町だ。歩いていてもかなり‥‥‥‥‥‥いや、ちょっと待てよ、十四松。」
「あいあい!!」
「確か、カラ松の目がキラキラしてるって言ってたよな?」
「言ったッス!!」
「チョロ松の所に行ったのも一律あるかもな。」
「ま、まさか、車移動で20分かかる所だよ?!歩いたらどれ位掛かるか!」
「カラ松なら考えられない事は無い。」
「でもまだ可能性であって、決まった訳じゃ‥‥‥‥」
「いっちょ、探るか。」
「え?探るって?」
「イヤミの車で隣町の駅まで乗せてって貰えば歩いてでも行けるだろ?」
「行けるも何も、ハッキリ場所すら知らないのに?!」
「行けば分かるような気がすんだよ、トド松。これは俺のカンでしかないけど。それより皆行くよな。」
「‥‥‥‥‥‥丁度チョロ松兄さんに用あるし。」
「行きマッスル!!!!」
「僕が行かないと周りが暴走しかねないしね。」
「よっし、明日朝イチで出掛けるぞ!」
こうして、チョロ松の住む場所へ。
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