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Peach3(熊本side)
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偶然にそれから生徒会に入ってきて、いつも貶される日々。
(まぁ、これでも平和か。)
俺もよくへこたれないものだ、と思う。
「熊本くん、次これ教えて!!」
「あ、うん。」
ーーーーー
「桃井ー、一緒に帰ろー。」
「断る。」
「えー、良いじゃん。」
「あれだけ言われといてよく懲りないな。」
それは・・・。
「だって俺、桃井の事・・・。」
好きだから。
「何だ、言いかけはやめろ。」
「やっぱりなんでもない。」
「・・・もういい。」
「何?何か期待してた?」
「別に。」
「えー、つまんないのー。」
(期待してほしかったな。)
ーーーーー
「だから、何で付いてくるんだ。」
「帰り道一緒だから、家隣じゃん。」
「だからと言って一緒に帰る必要無いだろ。」
「まぁまぁ細かい事は気にしないの。」
「・・・。」
イライラしたように速足で歩く桃井。
ーーーーー
「じゃあね、桃井。」
「・・・。」
桃井の家の扉が閉まる。
(無視・・・か・・・。)
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