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「ただいまー」
家の中は静まり返っている。
「ルイー」
ルイの気配が感じられず、急いで寝室に行く。
まだ寝ているかもしれない
「ルイー?」
ベットをめくってみたがルイがいない。
焦る心に落ち着けと何度も言い聞かせる。
「ルイ!どこにいるんだ⁈」
全部の部屋を覗くもルイの姿がない。
今になってルイを一人にしてしまった事に後悔する。
どこかに行ってしまったのだろうか。
それとも、誰かに…?
急いで玄関に向かい、足に靴を引っかけドアを開ける。
朝陽が俺に当たり、焼けるような痛みがする。
ピリピリと痛むがそんな事も気にしていられなかった
ルイが…ルイが…
「ルイー!ルイー!」
何度も名前を呼ぶも、返事が返ってくるわけではない
どこにいるんだ…。
一人で泣いてるんじゃないか。
一人で俺を探しているのかもしれない。
一人で…一人で…ルイは
「ルイ!どこにいるんだ!」
流石に肌の痛みも限界にきている。
白かった肌が赤くなっている。
服で隠れている部分も痛くなってきた。
久しぶりに浴びた朝陽に身体が嫌なほど反応している
「くそっ…ルイ!」
お願いだから…無事でいてくれ…!
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