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シャルが帰った後にルイが寝てる部屋に入る
いまだ寝息を立て気持ちよさそうに寝ているルイを横目に俺はあるものを取り出した
「あったあった、久しぶりに見るなぁ」
あるもの、とはお面の事で
昔、シャルとヤンチャしてた頃に使っていたものだ
顔を見られれば身分なんかもバレて最終的に魔界に迷惑がかかる事になるのだ
「一応ルイのも用意しておこうかな」
ルイの素性は隠すほどもないのだがちょっとした独占欲だ
俺の独占欲
「アッネスト…さん…?」
「ルイ?起こしちゃったかい?」
「んっ…アーネストさん…眠る?」
「俺はもうちょっとしたら寝るよ」
「寝ないの…?」
泣きそうな顔をしたルイが俺の腕を掴む
少し呂律の回らない言葉に眠たげに開かれた目
誘ってるのかな
いや、そんな事はないか
「じゃぁ…一緒に寝ようか」
「寝る……一緒」
閉じかかっていた目がスッと閉じられる
それでも俺の手は離さない
「可愛いなぁ、ルイ」
君がちゃんと生きられるように俺は頑張るから
だから、ルイは
ルイは…俺を愛してて
離されない手にキスを落とし寝る体制に入る
明日の予定を思い浮かべながら
少し心を踊らせながら
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