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過去.五
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そこには
俺の父親の、ことが書かれてあった
「輝へ
これを、見てるってことは 私はもう死んだのかな?まぁちゃんと最後まで読んでね
貴方の父親のこと、少しに書こうと思うね
父親は 源 朱桜 って、言うの
すおうって読むから
お母さんとその人はね まぁ不倫しちゃったわけで その間に産まれたのが貴方、 朱桜はちゃんと あなたのこと見てたわ だから もし何かあって
一緒に入れなくなったら その人を頼ってください ごめんなさい
愛してます 輝
母より」
「これは 美和子が死んだときに 傍に置いてあった お前の事が気がかりだったんだろうな まぁ死んだ理由はいずれわかるよ 」
「……うん」
「もういいですか? 早く帰らないと朱桜様 怒るんで」
「えっ? 晃さん
俺今から 源家?に行かなきゃなんないの??」
「そうだな んじゃ またな…………」
「うん!」
それから俺はタクシーではなく 他の白い車に乗せられて
揺られている間に あの豪邸の前に着いた
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