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必然的だった出会い(小澤side)(修正済)
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そしてめでたく
俺は偏差値が高い
この『帝都高校』に首席合格を果たし、
二年になった今もその座を守り続けている。
合格したとき、彼の姿を見て
心が爆発しそうなくらい嬉しかった。
喜んでいる彼の姿を見ると、
彼も受かったんだって安心しながら
名前も知らない彼と同じクラスがいいなって
一年のときは思っていたが、
なれなくてがっかりしたことを
今でも忘れられない。
今年は運よく
彼と同じクラスになることができた。
さっそく話しかけようとしたが、
彼は思っていた以上に人気で明るくて
無邪気な笑顔を見せる優等生タイプ。
いつも気がつくとすぐに
彼の周りは埋まってしまっている。
自分も相変わらず女子に囲まれていたし、
なかなか話しかける機会をなくしていた。
家の関係上、
アルバイトをしなくても小遣いは手に入るが、
彼の親がメイド喫茶を経営している知った時、
これはチャンスだと思い、
接点を作るため俺はすぐさま応募をし、
彼と会う機会を狙っていた。
内心うきうきしながら完璧な仕事をし、
すぐさま彼の両親にも気に入られ、
もう外堀は完璧である。
「ふふっ、湊君……」
いつも持ち歩いているためお守りともなった
彼の写真に頬を擦り付ける。
きっと彼の頬は柔らかくすべすべで……。
変態になった自分を恥じながらも
彼とはなせないところから
どうしても彼をストーカーする行為を
抑えられない。
法によると、ストーカー行為は違法らしい。
でも俺はまだ学生だし、
本人にも多少の理解?はもらっているはずだ。
最近、彼の方からも
俺に興味をもってくれるらしく、
名前を呼びながら自分の方に
振り向いてくれる。
そんな嬉しい行動をしてくれる彼に
俺はまたときめいてしまいながら
今日もストーカーを続けていていた。
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