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山野の家 浅野side
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「浅野先輩!なんか飲みます?」
「いや、気にしなくていいよ」
気配り上手な、部活の後輩、山野。
不思議と、彼に惹かれている自分がいた。
ぴょんぴょんと、頭に生えてるアホ毛が跳ねる。
……可愛い。
今は彼の家にいる。
一人暮らしらしく、物があまり置いてなく、綺麗な部屋だった。
だが、驚いたのはそれだけではない。
一軒家なのに驚いた。
「あの、俺の部屋…こっちです」
山野に連れられて、山野の部屋へ向かう。
部屋に入ると、他の部屋よりは家具が多かった。
だからと言って、汚いというわけではなかった。
モノクロのベッドに黒のカーペット、黒の…
リビングやダイニングはどちらかというと、白が多かった。…が、山野の部屋は、割と黒が多いので、驚いた。
「黒、好きなの?」
「いえ、元から兄の部屋で」
昔はこの一軒家で、家族5人で住んでいたらしい。
でも、山野の両親がニューヨークに仕事で5年ほど戻らないらしい。
山野の兄と妹は、ニューヨークについて行ったらしいけど、山野は残ったらしい。
「適当にどこか座ってください」
「あー…じゃ、ここ」
ベッドに腰を下ろす。
すると目に映ったゴミ箱の中身。
大量のティッシュがゴミ箱の中にはいっていた。
「まぁ高校生だし、当然か」
「?浅野先輩、どうかしましたか?」
山野は俺の独り言に疑問を抱きながら、俺の隣に座る。
ちっちゃいな、こいつ。
「山野、可愛い」
「…はい?」
おっとっと…さっきから言葉に出るな俺…
山野がみるみる赤くなっていく。
あ、だめだ。
山野を押し倒す。
相変わらず、山野は頭にハテナを浮かべている。
「せ、せんぱ……………ッあ」
ちょんと、山野の物を触っただけで、反応した。
…山野…抵抗しないな…
山野にキスを落とすと、山野はビクビク震える。
熱っぽい山野の顔が、俺の下腹部が熱くさせる。
「…なんで、こんなことを…?」
「?山野が好きだからかな」
当たり前のような顔でいうと、山野は泣き出して
「…おれ…も浅野先輩が…好きです」
どんどん語尾は小さくなったが聞こえた。
「うぅ…先輩〜」
両手で泣きがおを隠す山野が可愛かった。
そんな山野に触りたくて仕方なかった。
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