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〃 ④side雷蔵
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思わずアタマに浮かんだ事に動揺して、体が揺れる。
真田の肩に、オレの肩が当たる。
当てたまま、押し付ける。
真田が驚いたように、オレの事を見る。
「監督……?」
「真田。」
肩を押し付けたまま、お湯の中で手を繋ぐ。
オレの右手と、真田の左手。昼間のように。
今度はオレが真田の手のひらをゆっくり指でなぞる。
ふ、と真田が笑った気がする。
照れ臭くて真田の顔を見られない。
だが、胸を突き上げてくる何かに身を委ねて、
額を真田の肩に当てる。
「監督…」
真田の声が戸惑っている。
オレも、自分がしている事に戸惑っている。
だけど……
ふと思いついて、繋いだ手は そのままに、自分の
左手を真田の股間に伸ばす。
オレの体が真田と向き合うようになる。
真田は勃っている。硬く張りつめている。
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