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ある日のお話〜敬う気持ちと、愛する気持ち〜03
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「クリノ、ごめん、ごめんってば!
だから、も少しゆっくり歩いて・・・!」
2人は会議室に向かうため移動していた。
結局今回も流されてしまった。
すぐ手を出してくるカイレンにも苛立つが、
甘やかしてしまう自分にも腹が立ち、
最速記録とも言える早さで達してしまった
自分が恥ずかしかった。
クリノは言い知れぬ怒りに満ちていた。
「でも、ほらッ
時間内に終わったでしょ?」
「そういう問題じゃないッ!!!!!」
振り返ったクリノは鬼の形相をしていた。
「ひッ・・・!」
カイレンはその恐ろしさに小さく悲鳴を上げた。
恐怖に慄きながらもどこか嬉しそうにしている
カイレンを見てクリノはより一層機嫌を悪くしたのだった。
--------終
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