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プロローグ
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彼はいつも僕を虐めてきた。
大きな足で蹴ってきて大きな手で殴ってきた。
酷い時は先の尖った銀色の物で僕を切りつけたりした。
ほかの友達は大怪我を負って、逃げた。
もしかしたら死んじゃったかもしれない。
でも、足に深手を負った僕は逃げられない。
彼が攻撃するのは僕ばかり。
一番若いからかな。
見た目は小さくても彼ら、人と同じように時が流れていると考えたら、僕はもう彼と同い年くらいなのに。
でも、今日は違った。朝起きたら自分の体に大きな手があって、大きくて長い足があった。
これなら彼に復讐できる。彼の辛そうな顔を拝める。
ギィィィ…
扉が開く。
ほら今日も彼が来た。
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