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言っちまったぜ☆
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カラオケ店の前から動かない俺達
時刻は20時、会話がありません。
いい加減喋ってよ…
「…空我君?この後用事あるのに動かなくてい
いの?」
俺は空我に聞いた。
「あ?あー、さっきのか…別に用はねぇけ
ど、なんか用事あるって海乃に言っちまった」
やっと会話が始まったと思ったら、
え?なにその言っちまったって
やっちまったぜ☆みたいな言い方すんなよ!
「え、あの言っちまったって無自覚で言った
の?」
俺は空我に言った。
すると、イラついた顔をした。
「んだよ、わりぃかよ、別に良いだろ」
っと言ってきた。
………。
「反省の色無しかよ!はぁ…もう良いや、とり
あえず、どーする?」
っと俺は空我に呆れた顔で言った。
「…適当に歩くか、おら、ついてこい」
空我は俺の返事も待たずに歩きだした。
帰るって考えはないの?
俺は溜め息をつき、また後をついていった。
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