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行ってきます!
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空我がどこかに行った後、
撮影所は沈黙が続いている。
すると、その沈黙を壊すように、
小田さんが俺とハルに近寄ってきた。
「ちょ、千早君どこ行ったの?」
焦った顔で言ってきた。
「わかんない」
ハルが少し疲れた顔で言った。
「何かあったの?」
小田さんがハルに聞いた。
ハルは俺を指さした。
すると、小田さんは一瞬驚いた顔をしたけど、
すぐ納得したのか、はぁっと溜め息をついた。
え、もしかして俺のせい…?
「どうしよっかぁ…」
小田さんが頭をかきながら言った。
「とりあえず、俺が空我と話してみるよ、花ちゃ
んは、ここにいて」
ハルが俺にそう言い、撮影所を出ていった。
「あの、小田さん…俺何したかわかんないですけ
ど、俺のせいですいません…」
俺は小田さんに申し訳ない顔で誤った。
すると、小田さんは俺の頭をなでてきた。
「いや、分からなかった僕が悪いから大丈夫だ
よ、でもまさか千早君がねぇ…」
小田さんはニコッと笑って言った。
「あの、なんで空我怒ったんですか?」
俺は気になっていたことを小田さんに聞いた。
「あーなるほど、気づいてないのか…大丈夫だよ
君は悪くないよ」
っと小田さんは誤魔化すように言った。
そして小田さんが、海乃君任せておこうっと
言い撮影の準備をしだした。
俺は1人でどうしていいかわからず、
ハルと空我の元に行こうと思い、
小田さんに、俺も行ってきます!っと
言い撮影所を出た。
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