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礼儀正しい
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俺の目の前には今、とても怖い顔をしている
東雲洋介さんが立っている。
俺の顔を怖い顔で睨んでいる。
すると、いきなり俺の頭をガシッと掴んだ。
「痛たたたた!」
俺は掴む力が強すぎて声を上げた。
「てめぇは、この前のじゃねぇか!あの時はよく
も逃げやがったな!」
そして、唾が飛んでんじゃないのかと
思うくらい大きな声で東雲洋介さんが
怒鳴った。
「っ、はぁ!?この前逃げたのは東雲洋介さんで
しょうが!俺はその場から動いてないですよ!」
俺は東雲洋介さんに少し大きな声で言った。
「あぁ!?てめぇが警察なんか連れてくるからだ
ろが!」
東雲洋介さんが怒鳴った。
えー、そんなわけないだろ…
「俺はあの時警察なんか呼んでませんよ!携帯も
触ってなかったし、それに連れてくるもなにも
東雲洋介さんに首締められてて何も出来ません
でしたよ!」
俺は焦った顔で言った。
「あぁ?そうだったか?てか、てめぇがあんな態
度とるからだろぉが!」
「当たり前、誰だってコンプレックス触れられた
ら怒りますよ!」
俺と東雲洋介さんはお互いに
言い合いをしていた。
すると、俺の頭を掴んでいる
東雲洋介さんの手を空我が掴んだ。
「てめぇは俺に用があるんじゃねぇのかよ?」
空我がイラついた顔で言った。
すると、東雲洋介さんは驚いた顔をした。
「は…?」
っと間抜けな声を出した後、
大きな声で笑い出した。
「っはははははw千早、てめぇいつもなら何も言
わねぇくせに今日はどうしたんだよ、まさかコ
イツのせいかw?」
東雲洋介さんは笑いながら言った。
「あ?何言ってんだてめぇ…んなわけねぇだろ」
空我は東雲洋介さんを睨みながら言った。
「あぁ、そっか…なるほどw」
東雲洋介さんは何かが、
わかったような顔をしてニヤついた
そして、東雲洋介さんが何かを空我に、
言おうとした瞬間に誰かが話しかけて来た。
「はい、2人ともおしまい、あと花火野君離して
あげて」
声が聞こえた方を3人で見るとそこには、
苦笑いをしているハルの横で、ヤレヤレっと
言う顔をしている、小田さんがいた。
すると、東雲洋介さんは、ビクッと一瞬驚き、
俺の頭を掴んでいる手を離した。
「小田さん、お久しぶりです」
東雲洋介さんが小田さんにペコっと
頭を少し下げて言った。
えっ…は!?
俺は、東雲洋介さんの態度の変わりように
驚いて1歩下がった。
「よっ、東雲君♪元気だったかいー?」
小田さんがニコッと笑って言った。
「はい、小田さんも元気そうでなによりです」
東雲洋介さんが小田さんに言った。
「え…この人だれ?」
俺は青ざめた顔で言った。
「あ、すいません、俺この後行くところあったん
で今日はこれで失礼します、お疲れ様です」
っと言いペコっとまた頭を少し下ろして、
何処かえ行ってしまった。
小田さんはニコッと笑い東雲洋介さんに、
手を振っている。
そして笑顔で待たせたねーっと言った。
空我は、ちっと舌打ちし、
ハルは、ふぅとため息をついた。
「えっと、なんで東雲洋介さんって小田さんに礼
儀正しいの?」
俺は驚いた顔で呟いた。
「あはは、やらなくていいって言ってるんだけど
ねぇー」
小田さんが苦笑いで言った。
そして、俺が喋ろうとしていたのに、
んじゃ行こっかぁーっと言い歩きだした。
空我もハルも何も言わず
小田さんの後ろをついて行き始めた。
そして、俺は後ででいっかと思い
小田さん達の後ろを歩いた。
ところで、どこ行くんだ……?
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