アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
空我の兄
-
イケメン男に何故かいいねっと言われ
俺は固まっている。
「龍、花火野君困ってるじゃん、離してあげて
よー」
小田さんが言った。
すると、イケメン男は俺の頬に触れている手を離した。
「虎、この子連れてきてくれてありがとう」
イケメン男が微笑みながら小田さんに言った。
この顔、誰かに似てる…
俺はイケメン男の顔をじっと見て
誰に似ているかを思い出そうとした。
「あ、花火野君ごめんね、自己紹介がまだだった
ね、ほら龍、自己紹介」
小田さんがイケメン男に言った。
すると、イケメン男は俺の顔を見て微笑んだ。
「千早龍我、虎と同い年の20歳だよ」
千早龍我と名乗った男が言った。
ん?千早…?
俺は、どこかで聞いた事ある苗字を
誰かの苗字だったけど誰のだ?っと考えていた。
「……え」
俺さ思い出して驚いた顔をした。
「…はぁ!?千早って、え!?」
俺は大声をだした。
小田さんは大爆笑している。
千早龍我さんはニコニコしている。
「ちょ、小田さん!千早って空我と同じ苗字じゃ
ないですか!?」
俺は驚いて小田さんに大声で聞いた。
そうだ、千早って空我の苗字だった!
そして、俺は誰の顔に似ているかがわかった。
「あー!誰かの顔に似てるなって思ったら空我!!」
俺は失礼だが千早龍我さんを指さして言った。
「あははははは、やばいお腹痛い、花火野君最高
だよww」
小田さんはお腹を抱えながらまだ大爆笑している。
「はは、そうだよ、あの糞ガキの兄の龍我だよw」
千早龍我さんが笑いながら言った。
まじかよ……
全然空我と雰囲気が違うから俺は驚いた。
「虎から聞いてるよ、花火野一樹君だよね、俺の
事は龍我って呼んでいいからさ、一樹って読ん
でいい?」
千…龍我さんが言った。
「あ、はい、いいですよ」
俺は未だに動揺している。
「龍、お前なぁー」
小田さんが龍我さんを見ながら苦笑いで言った。
「いいんだよ、んじゃ、一樹行こう」
龍我さんが笑顔で言った。
この人絶対女落とすの上手いだろ……
「あの、俺邪魔になるんでいいですよ」
俺はただ小田さんに引っ張られて
ついて来ただけなので、迷惑と思い断った。
「花火野君、いいじゃん、このまま遊ぼー」
小田さんが俺に言った。
「いや、えっと……わ!ちょ!?」
俺はいきなり手を引っ張られて驚いた声を上げた。
「行くよ」
龍我さんが言った。
そして、小田さんも行こ行こっと
俺を押しながら歩き出した。
俺は、まぁいいかっと思いそのままついて行った。
俺って本当ついて行く事おおいな……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 47