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さっさと助けろ
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えーっと…これはどういう状況だ。
近くの宿へ行くまではいいんだ
「ほれ、まぁ入れや、」
なぜ一緒に寝る必要があるーーー!?
「きょ、拒否する…「無理だ、おまえは俺を拒否できない」…え?」
ユミリスは少し間を作ってから言った。
「考えてもみろ、おまえはレベルが22、俺は50だ。」
…まあ、そうだろうな
だけど
「それだけか?」
「…なにが言いたいんだ」
「俺は一つ、おまえに勝っていることがある。ーそれは、ここだ」
頭をトントンしながら言う
俺カッコよくね←
「だからなんだってんだよ」
相手は俺をからかっている…しめた!
「えい」
「…え?」
ふふふ
ユミリスよ、君とお話ししているとき、俺はなにをしていたかわかるかい?
「あ、剣!」
「とられちゃ終わりだろ〜wwwwwバカだねwwwww」
そうして一目散で逃げる。
、が
どぶすっ
足に何か突き刺さった
「…いっ」
毒針か…!
計算してこれが当たる確率はかなり低かったはずだ…
こいつ、なんちゅー運の強さだ…いや、俺が悪いのか…
「俺から逃げられると思うなよな?」
「…っくそ」
ユミリスは俺にまたがる
もう、神父待って一緒に行けばよかったな…
…俺のこと、好きなら
「さっさと、助けろよ、バカ神父」
呟いた瞬間俺の上に乗っかっていたユミリスがふっとばされた。
「はやく、いこ、足痛いだろ?…ちょっと我慢しろ」
そう言われて、神父におぶられる
なんだろう、ホッとしたのか?いやしてない。断じてしてない。うん、
神父の背中に頭を押し付ける
「ごめん、なにも言わずに、街から出て」
「別に、俺が勝手についてきただけだし、それに…」
「…それに?」
「好きなら、助けるに決まってんじゃん」
「…バカ神父」
このとき鼓動がはやくなったのは
一生こいつに教えてやんねぇ
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