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ともちゃん ~春也~
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「…いけ…だ…ともき……?」
俺はボソッとその名前を呟いた。
──俺はその名前に覚えがあった。
幼稚園の時に隣の家に住んでいた同い年の男の子──…
“ともちゃん”─…
「え…?ホントにあの“ともちゃん”……?」
俺はまじまじとその人を見る。
けれど、そこに居るのはあの時からは全く想像出来ないような人だった。
──確か、“ともちゃん”は目がいつもキラキラしてて、なんかまわりに花でも咲きそうなほど穏やかで温かいオーラが出てて、小さくて、女の子みたいに可愛くて──…
(な、何故あれがこうなった──…)
あぁ、どうかこれが夢でありますように………
─俺はあまりのショックに気を失った──…
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