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久しぶり ~友綺~
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「…と…もちゃん……」「…はるくん…」
俺らはしばらく黙り込んだ。
─けど、すぐに会えた喜びが押し寄せてきて、俺ははるくんに抱きつかずにはおられへんかった。
「はるくん!久しぶりやな!元気やった?」
やっとはるくんと話せる!
はるくんも俺のこと覚えてたんやと分かるとすごくすごく嬉しくて……
今俺の腕の中にはるくんがおることが夢みたいで─…
俺はニヤけるのがとまらんかった。
─…なのに……
「離れてよ!」
俺ははるくんに思いっきり押し飛ばされた。
「え…?は、はるくん…?どないしたん?
せっかくの再会やねんからはるくんも──…」
はるくんは黙って地面をニラんどった。
「…どうしたん?俺戻ってきたんやで?!
はるくんは嬉しくないん…?」
俺がそう聞くとはるくんは地面をニラんだまま口を開いた。
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