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14 2day
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2日目の朝。
目を覚ますと見たことのない場所にいて、一気に目が覚めた。
しかも目の前に由鶴さんの綺麗な寝顔があって...
思わず叫びそうになった。
ドタドタドタドタドタドタドタドタっ...
どんどん近付いてくる足音にビビりながら起き上がった。
次の瞬間
バァンっ!!
「ごらぁぁあああ!!由鶴、起きんかぁい!!」
由鶴さんに丸っと顔が一緒の人が部屋に入ってきた。
「んー...あと......ちょっと」
「あとちょっとじゃなーいー!今日も学校だっつうの!起きろぉぉおおおおおお!」
凄い怒ってらっしゃる...しかも怒った顔も一緒......
「あ、あの」
「おっ?おはよ朝比くん!寝れた?」
その人は俺に気付いて微笑んでくれた。微笑んで顔まで瓜二つ...
「はい...えっと」
「あー自己紹介してなかったね!あたし由月!由鶴の双子の姉だよ〜♬」
「あっ双子だから似てるんだ...」
「そーそー!一卵性だからね♬あっそういえば昨日ね朝比くん寝てたから分かんなかったかもだけど、寝てる朝比くん普通におんぶして持ち帰ってきたんだからね、こいつ!ったく、女もおんぶしたことも連れてきたこともないのにさ〜、こんな可愛い子連れてきて...全くー!それと由鶴起こしてあげて!好きな子からチューされれば多分起きるだろうしね♬あたし先学校行くね!バイバーイ♬」
バンっ
ベラベラ喋ってすぐに由月さんは居なくなってしまった。確かに起こさなきゃだし...
てか、なんで可愛いとかお持ち帰りとか...
女の子に使うような言葉一杯...
でも女の子もおんぶしたことも連れてきたこともないって...
由鶴さんって一途なんだ...
そんなことを思いながら由鶴さんの目にかかりそうな前髪を払った。
(本当綺麗な顔してる...)
「ゆーずるさーん?おーきーてっ」
「......んーっ、あとちょっと」
「遅刻しちゃいますよ〜?」
「んー......っ」
由鶴さんはうなりながら俺にしがみついてまた眠りに落ちた。
ちっちゃい子どもより幼い子どもみたいな由鶴さんの姿を見て、思わず頭を撫でた。
思ったよりもふわふわのサラサラで...ずっと撫でてたい。
そう思った次の瞬間、由鶴さんが俺をベットに押し倒した。
「由鶴さん、やっと起きt」
「ねぇ、朝から誘ってるの?君」
「えっ?」
「......襲うよ?」
襲う?どういうこと?
理解しないうちに口を塞がれた。
部屋の中だけしか聞こえないリップ音とお互いの呼吸と甘く抜ける声...
朝から何してるんだろ......全身が熱い。
気付いたら離されていて頭がついていけずにいたら
「おはよ」
由鶴さんが超絶笑顔で挨拶してきた。
なんかまるで...新婚っぽい。
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