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監禁 2
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ガチャと音をたてて奥の扉が開いたのは、それから数分のことだった。
助けに来てくれている様子が伺えない。
そいつは俺を遠くから眺めて、しばらくしてから言った。
「今の状況。分かるよな?」
異様に低いその声に、少し体を震わせる。
でも、おかしい。
「誘拐か?いいから早くはなしてや。」
そんなこと言ってもきっと無駄なんだろうけど、とりあえずこの縄はほどいてほしい。
そいつはハハっと笑いながらこっちに近づいてきた。
気味が悪い。
「はなすわけないだろ?せっかく手に入れたんだから、な?レトさん。」
顔がはっきり見えるくらい近くにきた。
思わず目を疑う。
まさか、そんなはずは、
「なんで……なんでこんなことしたんや、
キヨくん」
目の前に現れたのは、まぎれもなくあのキヨくんだった。
なんでこんな真似をしたのか、
「俺さ、前からさ、レトさんのこと好きだったんだよ。」
驚きの発言にさらに目を丸くする。
「レトさんを俺だけのものにしたくて、こうした。聞きたいのはこれだろ?」
そうだけど、そうだけど違う。
これは本当にキヨくんなのか疑わしくなってきた。
「それじゃ、さっそく。」
「ん!?ちょ……!!!!」
キヨくんはそう言うと、俺の服を脱がし始めた。
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