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ご飯 1
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ガチャ
心のすみで思っていたことが起こってしまった。
扉からニヤニヤしながらキヨくんが出てくると、動かしてた手も自然と止まった。
キヨくんに見られた。
「あっれぇー?なにしてんのかなーレトさん?」
「い、いや……その……ぁ」
自分の顔が熱くなっていくのを感じた。
言い訳を必死に考えるも、パニクってるせいか全く思いつかない。
俺の声はどんどん小さくなっていき、沈黙が訪れる。
その時、いきなりローターが激しく振動した。
「はぁぅ!?!?はひ……ふぁ……うゃ…!!!!」
いきなりの振動にビックリして、起き上がる気力も無くなり床に倒れ込む。
振動はすぐに止まったが、しばらく痙攣が止まらなかった。
「正直にね。恥ずかしいことはねぇから、レトさんよく耐えてる方だと思うよ。」
「ふっ……ぁ……」
そう言われてしまったら言うしかないじゃないか。
俺はゆっくりと口を開ける。
「イきたかった、から……」
更に自分の顔が熱くなってきている気がする。恥ずかしさで死にそうだ。
涙目になっている俺に、キヨくんは頭の上に手を置き
「よく言えました。あとご飯出来たから、ちゃんとたべろよ」
キヨくんは監禁されているのを忘れてしまいそうなほど優しい笑顔を見せる。
俺も普通にキヨくんが好きなんかな……
お茶を飲みながら、そんなことを思った。
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