アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
冬真side
-
俺は兄貴と別れてすぐに翔以外の生徒会役員と委員長に翔に内緒で話したいことがあるから明日の夜9時に俺の部屋に来て欲しいことを伝えた
さぁ、どうやってみんなに話したらいいんだろ
いやいや、あいつが動き始めたんだ
今からは1秒も無駄にできない
あいつのことだ
翔に何するか分かったもんじゃない
翔「ん?トーマ」
兄貴とも話を進めていかないとな
あ、1度父さんに会って詳しく話を聞くべきか
それとも兄貴に任して俺は翔の周りに変化がないかを見ているべきか
多分、後者の方が良さそうだな
こんな時に翔を1人にはできないしn
翔「おい、トーマ?どうしたんだよ。怖い顔して…何かあったのか?」
冬「え?あー翔か」
翔「翔か…じゃねぇーよ。どうしたんだよ」
冬「いや、晩御飯何にしようかなーって考えてたんだよ」
翔「お前が晩御飯考えるだけでそんな怖い顔するはずないな。で、ほんとは何考えてたんだよ。幼馴染みなめんなよ。小さい頃からずっとお前の隣で誰が居たと思ってんだよ」
冬「はぁ、なんでこういう所は鋭いんだよ」
翔「は?で、何があった」
冬「実はな…今さっき兄貴に呼ばれて兄貴のとこに行ったんだよ。で、夏休みにどこか連れてってやるから翔と相談して行きたいところを決めろってさ。それに一緒に行きたいやつがいるなら適当に誘っていいからって言われたんだよ」
翔「ふーん。でもさ、なんでそんなことで怖い顔してたんだよ」
冬「あ、その後にちょっと兄貴と喧嘩っぽくなってイライラしてたんだ」
翔「ほんと昔からよく喧嘩するよな。まぁ、俺はその光景を見るの好きだけどな。早く仲直りしろよ」
冬「あぁ」
翔「じゃあ、また場所とか決めような。俺生徒会の仕事まだ残ってるんだよ。またな」
冬「頑張れよ、じゃあな」
誤魔化せたのか…な
きっと大丈夫だろう
もうすぐ5時になるのに生徒会役員は大変だな
俺もそろそろ見回りも終わるし帰るか
ってほとんど翔のこと考えてたから
よく覚えてないけど
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
73 / 134