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翔side
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竜「色彩、お前翔を呼んでたのか」
冬「いや…」
翔「呼ばれてないよー」
冬「なんでここに⁉︎」
翔「たまたまだよー。トーマもみんなも様子がおかしかったからー俺が何かしたのかなーって昨日考えてたんだけどー思いつかなくて、じゃあトーマに直接聞こうと思って来たんだー。で扉を開けたらみんなの靴があったんだー。あ、トーマにメールしてたから入ったんだけどねー」
そう。俺が来たのはただの偶然だ
俺だってびっくりした
トーマと話ししようと思って来たらみんなの靴があるし、話し声が聞こえてみんな真剣に話してるみたいで中々入れないなぁって思ってたらあいつの名前が出てきて、トーマ怒鳴るんだもんな
みんなに話さないといけないって思ってはいたけど…その時が今来るなんてな
でも、良かったのかな
多分、そうでないと俺…いつまで経ってもみんなに言う勇気出なかったと思うし
まぁ、まずは……
翔「みんな騙しててごめんなさい」
みんなに謝らないといけないよな
話し方とか…変装してるってことも…
生徒会&勇「⁉︎」
翔「俺はみんなを騙してた。今まで1人になれる場所以外ではずっと演技してた。わざと語尾を伸ばしたり、チャラそうに見えるカッコをしたり…。本当にごめんなさい。ヘラヘラしてる俺は偽りの俺だ。本当の俺は未だに過去に囚われてうじうじしてる辛気臭い俺なんだ…。みんなと一緒にいる資格なんてない俺なんだy」
竜「悪い翔。お前の話を最後まで口を挟まず聞こうと思ってたけど無理だ」
やっぱりいきなりこんなこと言ったら怒るよな
俺たちを騙してたのかって
あれだけ一緒に居たのに信用されてなかったんだなって会長だけじゃなくてみんな怒るよな
竜「翔…俺たちといる資格がないってどういうことだよ。お前が俺たちと仲良くしてたのは全部演技だったのか?違うよな。お前、俺たちが仲良くしてたのがお前の言葉で言うヘラヘラした翔だと思うなよ。俺たちは、少なくとも俺は演技してようがしてまいが滝咲翔とずっと一緒にいたいって初めて会った時から思って今まで仲良くしてた。もちろん、これからもだ」
雅「そうですよ、翔。私も竜と同じですよ」
雨「僕たちもだよー!ねー」
雪「コク」
…俺…俺こんないい奴らと一緒にいたのか
普通なら怒るはずなのに
会長や副会長、雨と雪も…
翔「グスッ……ありがとう」
勇「俺は…な。知ってたぞ、お前が演技してるってこと」
え、今なんて?知ってた?
なんで知ってるんだ
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