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翔side
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俺は3年生になった。そしてクラス替えがあった
俺へのイジメはなくなったが、俺の噂を信じて俺に近付いてくる奴はいなかった。
また1人で過ごすのかって思った時に転校生が来た
先「今日からこのクラスに仲間が1人加わるぞー。色彩 冬真君だ。みんな仲良くなー。色彩君、自己紹介しとくかー?」
冬「はい。転校してきました。色彩 冬真といいます。宜しくお願いします」
「ねーねー、カッコ良くない?」(小声)
「うん!すごくカッコいいよね」(小声)
先「色彩君の席はー、あそこだな。廊下側の1番後ろの席な。」
冬「分かりました」
転校生は俺と真逆の席に座った
俺は窓際の1番後ろの席で俺の席の横は誰もいない
転校生と席も離れたんだ
転校生と関わることもない
だから、俺はまた1人で過ごす
そして、父さんや母さんに嘘をつくことになるんだな
ってそう考えてた
休み時間になると男女問わず転校生の周りには人が溢れていた
それに違うクラスの奴も転校生を見ようと来たりしていた
やっと下校時間になり、いつも以上に賑わう教室を後にして俺は家に帰った
6時ごろ父さんが帰ってきた
父さんが帰って来て少し経った頃家のチャイムが鳴った
母さんが玄関のドアを開けて話している声が聞こえる
少しして母さんが俺と父さんを呼ぶ声が聞こえ、俺と父さんは一緒に玄関に向かった
舞「こちら昨日お隣に引っ越してきた色彩さんご一家よ。色彩さん、こっちが私の夫の滝咲 慎二でこっちが私の息子の翔よ。翔は今年で3年生になったの」
慎「よろしくお願いします」
「こんな遅くにすいません。昨日引っ越してきた色彩です。私の息子も今年で3年生なのよ。同い年なのね。冬真挨拶しなさい」
冬「うん。俺、色彩 冬真って言うんだ。よろしく…ってお前俺と同じクラスのやつじゃんw自己紹介するの2回目になっちゃったなwまぁいいか!これからよろしくな」
やばい
こいつに学校の俺のことがバレる
イジメられて友達がいない
俺のことが父さんや母さんにバレる
2人に心配かけたくないのに
舞「あら、翔。知り合いだったの?もう言ってくれたら良かったのに」
翔「え?あ、うん」
舞「あ、そうだわ。色彩さんお時間あるからしら?もしお時間あるなら上がって下さい。色彩さんと色々お話ししたいのよ。子供たちも知り合いみたいだしちょうどいいじゃない。あなたいいかしら?」
慎「かまわないよ。色彩さんは大丈夫ですか?」
「いきなり来てお邪魔なんてできないわ。ご迷惑になるでしょう」
舞「そんな迷惑じゃないわよ。時間あるなら上がってちょうだい」
「せっかくそう言ってくれてるんだ。お言葉に甘えよう。冬真も翔君と話ししたそうだしね」
「そうね。すいません。実を言うと私もお話ししたかったのよ。お邪魔します」
舞「ふふっ。そうだわ。翔、冬真君とお部屋で遊んできなさい。私たち大人は下で……ね」
慎「そんなもったいぶらなくてもいいじゃないか笑翔、父さんたちは下で飲んでるから上で遊んでおいで」
翔「分かった。色彩君来て」
冬「うん!あ、お邪魔します」
後ろで母さんたちの話し声が聞こえる
早く!早く!
父さんや母さんにバレる前に転校生を口止めしとかないと!
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