アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
翔side
-
俺は5年生になり、クラス替えがあった
またトーマと正臣と一緒のクラスになった
今回違ったことと言えば、小川と同じクラスになったことだ
前のこと以来、小川は俺たちに接してきていなかった
別にどうでもいいとさえ思っていた
翔「トーマ、正臣。2人ともこの土日予定空いてる?」
冬「あー特にすることないな」
正「空いてるよ」
冬「どうした?」
翔「もし良かったらなんだけどさ、俺の家に泊まりに来ないか?母さんや父さんに2人のこと話してたら、会って話したいって言い出してね」
冬「翔のお父さんとお母さんは、相変わらずだな」
正「なんか緊張するね」
翔「緊張しなくてもいいよ。父さんも母さんもみんなと話したいだけだから気使わないでね」
正「分かった。お邪魔します」
翔「うん!明日学校が終わったら1回家に帰って俺の家に来てね。って言っても、正臣分からないよね。正臣は俺たちの家に行く途中だから正臣の家の前で2人で待ってるよ。それでもいい?」
正「うん!助かるよ。ありがとう。でも、色彩君は僕を待ってて大丈夫なの?家に帰って準備とかしないの?」
冬「俺の家は、翔の家の隣だからな。一緒に帰っても帰らなくてもさほど変わらないから、一緒に待つよ」
翔「そうだね」
正「え?2人とも家隣だったの⁉︎」
翔「そうだけど…言ってなかったっけ?」
正「聞いてないよー」
冬「じゃ、今言ったw」
正「もー笑今聞いた笑」
俺たちはそんな話をしながら笑っていた
この2人と話してるとしょうもない話でも楽しいんだよな
早く明日にならないかな
って思っても、まだ午前中だけどね
その日の昼休み、朝の俺たちの話を聞いていた女子たちに質問攻めにされていた
トーマは先生に呼び出されて、正臣は図書委員の集まりがあったから
質問攻めにされてるのは、俺1人
「滝咲君、色彩君と家隣ってほんと!」
翔「うん、そうだね。トーマが隣に引っ越して来たからね」
「いつも一緒に登下校してるのは家が隣だから?」
翔「うん」
「滝咲君は兄弟いるの?」
翔「いないよ」
「色彩君は?」
翔「トーマはお兄さんが1人いるね」
「滝咲君は色彩君のお兄さんとも仲良いの」
翔「そ、そうだね。トーマの家族とは家族ぐるみで仲良くさせて貰ってるよ。良く遊びにも行くし、来てくれるし」
「そうなんだね。後n」
翔「ごめんね、ちょっと約束あるから」
俺は約束なんてないけど女子たちの質問攻めに疲れたから向け出し、トイレに向かった
トイレに行くと小川が後から入って来た
お互い何も話さず沈黙が続いた
蜜「…大変だったね、女子たちの質問攻め」
翔「うん。そうだね」
蜜「3人でお泊まり会するんだってね」
翔「うん」
蜜「楽しんでね」
翔「ありがとう。楽しむよ」
それからまた沈黙が続き、俺たちは別々に教室に戻った
教室に戻るとトーマも正臣も戻ってきていた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
90 / 134