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翔side
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何故か小川も俺たちと一緒に行動することになった
俺とトーマは前のこともあって警戒していた
小川は何をしてるくるのか分からないやつだから
正臣や父さん、母さんは知らないから普通に接していた
そして、4時になろうとした時父さんがそろそろ帰ろうと言い出した
けれど、小川がまだ一緒に行動していた為
小川を親御さんの元へ連れて行ってあげようと母さんたちは話して決めていた
俺としては1秒でも早く小川と離れたい
そんな俺を感じ取ったのかは分からないけど
小川は携帯で親と連絡が取れるらしく大丈夫だと言って俺たちの元を去って行った
俺は小川が立ち去るのを見て警戒を解いた
それはトーマも同じだったみたいで、顔を見合わせて笑ってしまった
そして、俺は父さんたちと駐車場に向かった
舞「慎二さん、せっかくだから目の前の商店街も行ってみましょうよ!何かイベントしてるみたいよ」
慎「そうだね。まだ時間もあるし、そうしようか。じゃあ、みんなの荷物は車に乗せとこう。荷物がない方が楽に回れるからね」
舞「そうね。翔、冬真君、正臣君、商店街行くわよ」
翔冬正「おー!」
慎「本当に息子が3人になったみたいだね」
舞「ふふっ、本当ね」
俺たちは道路を挟んだ所にある商店街に向かい色々な物を見て回った
そして、6時ぐらいになり俺たちはショッピングセンターの駐車場に向かう為来た道を戻ろうとした
そんな時、目の前からふらふらと歩きながらこちらに向かってくる人が来た
父さんと母さんはその人を少し警戒しているようだった
俺はトーマや正臣との話に夢中になってその人のことは気にはなったがあまり気には止めていなかったが、俺はふらふらしている人に話しかけている少年を見た時に話すのをやめた
その人と話していたのが小川だったからだ
ふらふら歩いてた人と小川は笑いながら何か話をしていた
その姿を見た父さんと母さんは警戒を解いた
小川たちと俺たちの距離が10メートルくらいになった時だった
小川はこちらを指差しふらふら歩いていた人に何か言った瞬間にふらふら歩いていた人はこちらにナイフを向けながら走ってきた
その人は俺に向かって走って来ていた
俺は固まって動けなかった
今から俺は刺されて死ぬんだって思った
その時、母さんが俺を庇ってそいつに刺された
舞「ッ……」
翔「母さん!!」
慎「舞!!」
そいつは母さんを刺したナイフを母さんから抜きとった
母さんの体から血がどんどん流れ、すぐに辺りは血で赤く染まった
舞「慎二…さん…かけ…る。にげ…なさい。愛して…るわ。わたしは…あなた…たちを…ずっと…あいし…てるから。ずっと…みまも…って…るわ」
慎「そんな弱気なこと言って!舞、しっかりしなさい。舞!舞!」
翔「母さん!ヤダよ!!母さん!」
「キャーーーーー」
「人が刺されたわよ!!」
「早く救急車と警察に連絡しないと」
慎「すいませんが周りにいる男性の方この人を抑えるのに協力してくれませんか」
「協力するよ」
「俺もしよう」
「私もしようじゃないか」
翔「父さん…」
慎「お母さんを頼んだよ」
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