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翔side
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目が覚めるとみんなの上に薄い布団がかけられていた
多分、トーマがかけてくれたんだと思う
9時か
みんなまだ寝てるや
まぁ、仕方ないか。昨日寝るの遅かったし
あれ?トーマが居ないや
トーマベッドで寝てるのかな?
でも、本当みんな優しいよな
俺なんかの話に付き合ってくれるし、真剣に考えてくれるし
さぁこれからどうしようかな
昨日、トーマから小川のことは聞いた
あいつが俺を探してるらしい
もしみんなを傷付けようとしたら俺がなんとかしよう
同じことは繰り返したくないし
竜「翔…起きてたのか」
俺が考えている間に会長が起きたみたいだ
翔「うん」
竜「今何時だ」
翔「今は、9時10分くらいかな」
竜「そうか」
翔「そろそろみんな起きるかな?昨日寝るの遅くなったの俺が原因だしね。サンドウィッチでよかったら俺作るよ」
竜「ん?みんなで夜中騒いだから遅くなっただけだ。それに俺らが翔の話聞きたくて聞いただけだから翔は気にすることないよ。本当か!翔の手料理食べたい。作ってくれ」
冬「翔、おはよう」
翔「あ、トーマ起きてたんだね」
冬「うん。会長悪いけど翔の手料理は食べられないよ」
翔「もしかして、トーマ作ってくれたの?」
冬「まぁ、俺の部屋だしな。っても、簡単なものしか作ってないけど」
翔「全然全然!ありがとう、トーマ!会長、トーマの手料理本当に美味しいんだよ。俺とは比べものにならないくらいだよ!良かったね」
竜「あ、あぁ」
「チッ、余計なことしやがって」(小声)
冬「会長聞こえてますからね」
俺たちが話していると副会長が起きて、少しして勇が起きてって感じで次々とみんな起き出した
そして、みんなでトーマの手料理を食べた
で、今はみんなで俺がこのまま変装して学校生活を送るかどうかってのを話してるところだ
翔「変装は解かないで、話し方だけ変えようかな?」
雅「生徒会室以外ではこのまま変装と話し方を変えない方がいいのではありませんか?もしものことがあってからでは遅いですし」
竜「俺も雅の意見に賛成だ」
勇「俺もだ」
雨「ぼくたちもだよー」
雪「コク」
翔「みんながそう言うなら、そうするよ!トーマいい?」
冬「ん?あぁ。いいと思うぞ。一応、俺は兄貴にこのこと伝えとく」
翔「俺も一緒に行くよ!久しぶりに紺兄ちゃんに会いたいからさ」
冬「分かった」
それから少しして俺たちは自分たちの部屋に帰った
あ、俺は変装解いてる状態だったから髪がきれいに隠れるニット帽をかぶってサングラスをした
廊下とかで生徒と会ったらいけないからってわざわざトーマが貸してくれた
トーマは本当にオシャレだな
こんな平々凡々な俺がつけてもカッコよく見えるようなもの持ってるもんな
それに俺のためにこんなのまで貸してくれるなんて、やっぱりトーマは優しいなぁ
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