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深くて激しいキスを受ける。
「……ん…ふ、ぅ……っ……」
「……っ……」
ヨウも少しだけ吐息が漏れていて、色気が体中から溢れ出ているようだった。
ベッドの上でヨウに抱っこされているような体勢だった俺は、優しく下ろされて、キスをしながら押し倒された。
「挿れるよ。」
「うん。」
パンツを脱いで見えたヨウのは、大きかった。こんなの、ちゃんと入るのかな……。
ケツの穴にヨウのものがピタリとあたった。ローションで俺はぬるぬるだから、少し滑って、それがまた気持ちいい。
「……っうぁ……あ…や、むり…ィ……っ」
グッ、と熱くて硬いものが中に押し入ってくる。一番太いカリが通る時は、かなりキツかった。
「……っ、大丈夫だから、力抜いたまま。」
多分、締め付けられているから、ヨウもキツいのだろう。眉間に皺が寄っていて、悩まし気な表情だった。それがまた妙にエロくて、興奮した。
少し奥まで進むと、入り口辺りまで抜いて、浅いところで挿出を繰り返された。
痛みはほんの少し、苦しさの方が強かった。
でもその苦しさと同時に、指で教えられた快感が俺を襲った。
「…あ…はぁ……きもち、いー…………」
だんだんストロークが深くなってきて、キスも再開した。
「んっ……ぅ…は、ぁ……」
チュクチュクチュと、舌を絡め合う音と、ローションと俺らの体液が混ざる音が響いて、聴覚的にも犯される。
……そういえば、コイツ、完全に勃ってた…?
何もしていなかった……よな?
俺は全く触ってないし、自分で扱いたりとか、なにかしている風でも無かった。
それなのに、俺の準備が出来たらすぐ挿れられるって……。
何で興奮したの?
……まさか、俺?
俺がだんだんヨくなって、喘いでるところ見て……とか?
ないない、と思いつつもその他の理由が思いつかない。
ヨウが俺で勃ったってことがなんだか嬉しく感じた。いや、真相は分からないけど。
「……っ、ちょっと、急に締めんな。」
「…べ、つに……っ、ぁ…締めて、ない…ぃ……っ」
ヨウが俺の乱れた姿で興奮した、ということに興奮して、穴がキュン、と締まった気がした。決してわざとではない。
「…はぁ……覚えてる?さっきの、イイところ。」
「……え?…っヒぁぁっ!…や、そこ…ぉ…あっ、あぁっ…だめ、ぇ……っ」
さっきまでは慣らすって感じで、出し入れを繰り返していただけだった。けど、今度は角度をつけてきて、前立腺らしきところを突かれる。
「……やっば。いいカオ。」
頬を撫でられて、ゾクリとする笑みを浮かべるもんだから、また穴を締めてしまった。多分だけど。
ここからお互い余裕が無くなって、相手のことを食べてしまうようなキスをしながら、酷く激しいセックスをした。
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