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これから、どうしようか。
家に着いて、思ったことはそれだった。
今日の日程ではなくて、荒太とのこと。
俺から動いて声をかけるのも悪くないけど、向こうが俺の顔を見た時にどう反応するのか、とても興味がある。
無視するんだろうな、多分。それとも怒って殴りかかってきたりして。
案外照れて、顔を赤くしたりするかも?
…あー、それいいわ。
荒太の赤面した顔はかなり可愛い。キスしている時の顔の写真を女子達に売ったら何円になるんだろう、とか馬鹿なことを考えた。
照れた表情も良いけど、快楽に負けて溶けた顔も相当なもん。
今にも涙が零れそうってくらい瞳を潤ませて、眉は下がり、口は半開き、すこし涎も垂れていた。
その顔で喘ぎながら、俺の腕とか首とかに必死にしがみついてくる。普段はツンケンした野郎が。
たまんないよね。なんて言うの、征服欲?超煽られたし。
お陰で俺は、自分の股間には一切触れてもいないのに完勃ち。童貞じゃねーんだから、と自分に少し呆れた。
かなり丁寧に、念入りに解して、前戯も長めにしたとはいえ、初めてであそこまで感じれるのは稀だと思う。
どれだけ長い期間をかけて調教しても、ケツで感じれない人もいるらしいし。
最初はただ単に荒太が気になっていただけだったが、もう決めた。
アイツは俺の。絶対手に入れてやる。
逃げても無駄だから覚悟しとけよ、なんて心の中で忠告した。
side 遙 end
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