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68 (R18)
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ハァ…ハァ…。
肩で息をする俺をリカちゃんは黙ったまま見つめる。
いつの間にかズボンだけじゃなく下着まで脱げ落ち、下半身は何も着ていない俺と何一つ乱れのないリカちゃん。
それが悔しくてなんだか少し淋しくて、起き上がってリカちゃんの服に手を伸ばす。
何か言ってくると思ったリカちゃんは何も言わず素直に従ってくれる。
パサリと脱いだ服の下、リカちゃんの素肌が露わになった。
俺とは違う逞しい男の身体。
細いのに薄っすらついた筋肉にくっきり浮かぶ鎖骨。
むせ返るほどの色気ってこういうのだと思う。
いつもは服に隠され抑え込まれていたモノが目の前にある。
それだけでゴクリと喉が鳴った。
「なぁ………お前、これが何を意味すんのかわかってしてんの?」
俺をジッと見つめる瞳は真剣そのもので、刺すように鋭く言い逃れなんてさせてくれそうにない。
「……教えてくれるんだろ。
俺は、アンタの全部が……欲しい」
「煽ってんじゃねぇよ、クソウサギ」
再び押し倒された俺にリカちゃんが噛み付くようにキスをした。
さっきまでの探るような、それでいてどこか躊躇うような触り方とは全く違う。
明らかに快感を植え付けていく手の動きに翻弄される。
「あぁっ、ん!」
すっかり萎えていた性器もリカちゃんの手で数回扱かれればまた硬さを取り戻した。
全部出し切ったはずなのに、とめどなく湧いてくる先走りを指で掬い、そのまま後ろへと滑らせていく。
自分でも触れることのない場所。
誰にも見せたことのない秘密の場所へと。
後孔の周りをクルクルと撫で回して…………その中心に指を押し当てる。
「な、どこ触って……!」
「慣らさないと挿れらんねぇから」
挿れる……何をって、リカちゃんの、を?
俺の中にリカちゃんが入ってくるのを想像してしまう。
「慣らそうとしてんのに締めてどうする。エロウサギ」
仕方ねぇなぁ……と後孔の周りを撫でていた指をリカちゃんが咥える。
チラリと見える赤い舌がエロくて、どうしても欲しくなって俺もそこへ舌を寄せた。
喉の奥で笑ったリカちゃんが俺のうなじを撫でる。
2人でリカちゃんの指を舐めながら次第にキスが深まっていく。
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