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「リカちゃん先生ってプライベートも俺様なの?
そんなんじゃ彼女嫌がらない?」
「なんだよ俺様って…俺めちゃくちゃ優しいだろ」
「自己評価ねじ曲がってるって!」
「……知らねぇけど。喜んで言うこと聞くから嫌じゃないんじゃねぇの」
リカちゃんの俺様でSっ気が多いところ慣れてきてんだよね。寧ろしおらしいリカちゃんとか気持ち悪い。
いい加減授業を進めたいリカちゃんが、ため息を付いて黒板にもたれる。
「おい、まだ終らないのかよ…」
表情は穏やかだけれど…内心は結構イラッときてるんだと思う。
クラスで一際目立つ生徒が大きな声を張り上げた。
「これが最後だから!!
リカちゃん先生はその彼女と結婚すんの?」
その質問にリカちゃんが固まる。
ゆっくり上げられた顔の向かう先は、同じように固まった俺。
え…なんて答えんの?
俺ら男同士だから結婚は無理、だし。
適当にごまかす…よな?
色んな気持ちを込めて見つめ合う。
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