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「慧、遅かったけど大丈夫か?」
裏に戻ると歩が心配そうに俺を見る。リカちゃん達がいると教えたら、すぐに呆れ顔になり「心配して損した。」と散々文句を言われてしまった。
「兎丸君悪いんだけど、3番テーブルお願いできる?」
キッチンの補助に入った歩と別れ、雑用をしていると店長から声がかけられた。
聞けば3番テーブルの客はかなり酔っているらしく、女の子には行かせられないらしい。
犬塚さんも忙しそうで残る男子は俺だけ…。
「わかりました」
「なんか言われても流してくれたらいいからね」
「大丈夫っすよ。俺だって男なんだし」
確かに犬塚さんみたいにデカくはないが、俺だってちゃんと男だ。
女の子ならまだしも男なんかに絡まないだろう…そんな気持ちで向かった…のが間違いだった。
「今時の高校生は男の子も可愛いねぇ。
ほらほらこっち来てオジサンとお話しようよぉ」
……ガッツリ絡まれた。
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